「今夜もちょっと飲んでくる」深夜3時帰りの義兄→4泊5日の居候で子守を押しつけられ続けた妻の本音
毎晩飲みに出る義兄
海外で暮らす夫の兄家族が、上の娘さんの進学を機に日本へ帰ってきた。うちに泊まりたいというので、夫の身内だし2泊3日ならと迎え入れたら、ふたを開けてみれば4泊5日。
聞いていた話と違うと思いながらも、賃貸マンションに布団を並べて受け入れた。
滞在の中日あたりから、義兄は夕方になるとそわそわしはじめた。
「今夜もちょっと飲んでくる」
そう言い残して、毎晩のように友達と出かけていく。帰宅はいつも夜中の3時だ。当然、残された幼い子どもたちの世話は私たち夫婦に回ってくる。奥さんも子どもにかかりきりで余裕がなく、こちらを気遣う様子はない。やれやれ、と私は心の中でつぶやいた。
夜10時も止まらない甥姪
3歳と5歳の甥と姪は、時差のせいで生活リズムが完全にずれていた。
夜の10時を過ぎても元気いっぱいで、廊下を走り回っては大きな声を上げる。壁の薄い賃貸だから、近所への迷惑が気が気でない。
「もう遅いから、そろそろ静かにしようね」
私が声をかけても効果はなく、義兄夫婦は止める気配もなくソファでくつろいでいる。親が叱らない以上、預かっている立場で私が強く言うわけにもいかない。
仕方なく夜の犬の散歩に出ると、姪が「私も行く」とついてきた。ずっと「持ちたい」とせがむので補助でリードを握らせたら、今度は「一人がいい」と駄々をこねる。
人通りのない道で少し任せた途端、姪が走り出して手からリードが離れ、犬が車道へ一直線に向かった。
「待て!」の一声でなんとか止まってくれたが、心臓が縮む思いだった。もし車が来ていたらと考えると、その夜はなかなか寝つけなかった。
残ったのは不信だけ
最終日も大変だった。新幹線の時間が迫る中、義兄は身支度をのんびり済ませて一人だけ先に改札へ向かい、奥さんと子どもたちはダッシュで追いかけてぎりぎり間に合ったという。
子連れで荷物も多いのに、なぜ一番先に行ってしまうのか。計画性があるようで、まったくない。ほとんど初対面の相手に、私はただただ振り回された数日間だった。
「悪い人たちじゃないんだろうけど」
見送ったあと、玄関で散らかった布団を片づけながら夫にそうこぼした。悪気がないからこそ、こちらは何も言えず、疲れだけが残る。
次に「泊めて」と言われたら、今度はうまく断れるだろうか。楽しい再会になるはずだった滞在は、義兄家族への信用がすっかり消える結果になってしまった。心に残ったのは、行き場のないモヤモヤだけだった。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














