「家庭を壊すつもりはなかった」休日出勤を繰り返す夫のレシートから嘘が発覚。夫の裏切りに離婚を決意
休日になると出かける夫
これは、前の夫と結婚していた頃の話です。
結婚して数年が経った頃から、夫は休日にも仕事だと言って出かけることが増えていました。
「今日も出勤になった」
「取引先の都合で、どうしても外せなくて」
そう言われるたび、私は「大変だね」と送り出していました。仕事の詳しいことまで問い詰めるのも気が引けて、深く聞かないようにしていたのです。
ただ、気になることはありました。
以前は休日出勤の前になると面倒そうにしていた夫が、いつの頃からか朝早く起きて服装を気にするようになったのです。
帰宅時間を聞いても、「まだ分からない」と曖昧な答えばかり。少しずつ違和感が積み重なっていきました。
車の中に落ちていたレシート
ある休日、私は買い物へ行くため、夫の車を借りました。
助手席に置いたバッグが倒れ、シートの隙間に手を伸ばした時です。奥から、折りたたまれたレシートが一枚出てきました。
何気なく見ると、二人分ほどのランチと、香水を購入した記録が印字されていました。
気になったのは、その日付です。
夫が「一日中会社にいる」と言って出かけた休日と一致していました。さらに店の場所は、夫の職場とはまったく違う方向でした。
その夜、帰宅した夫にレシートを見せました。
「これ、仕事の日じゃなかったの?」
夫は一瞬黙ったあと、
「仕事のあとに同僚と寄っただけだよ」
と答えました。
しかし、朝から夕方まで会社にいると言っていたのに、レシートの時刻は昼過ぎです。
「会社にいたんじゃなかったの?」
そう聞くと、夫は「途中で外出した」と説明を変えました。
その場ではそれ以上問い詰めませんでしたが、疑いは消えるどころか、さらに大きくなりました。
重なった嘘に離婚を決意
それからしばらくして、また同じ店のレシートが車の中から見つかりました。
今度も休日出勤だと言っていた日です。
さらに、夫が置きっぱなしにしていた旅行雑誌から、二人分の宿泊予約を書き留めたメモまで出てきました。
もう偶然とは思えませんでした。
私はレシートとメモをテーブルに並べ、夫に尋ねました。
「誰と会っていたの?」
最初は「会社の人だ」と繰り返していた夫も、日付や場所を一つずつ確認していくと、次第に言葉が少なくなっていきました。
そして最後には、休日出勤と嘘をつき、女性と何度も会っていたことを認めました。
「家庭を壊すつもりはなかった」
そう言われましたが、私にはもう以前のように夫を信じることができませんでした。
その後、何度か話し合いを重ねましたが、私が選んだのは離婚でした。
新しい部屋へ移った最初の休日、朝から誰かの行動を疑わなくていいことに、思った以上の安心を感じました。
一枚のレシートだけで何かを決めたわけではありません。
けれど、あのレシートがきっかけで、それまで見過ごしていた嘘と向き合うことができたのだと思います。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














