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2026.06.30(Tue)

「私、毎日いっぱいいっぱいで」と子育てに悩むママ友。だが、聞いていて感じた違和感の正体

「私、毎日いっぱいいっぱいで」と子育てに悩むママ友。だが、聞いていて感じた違和感の正体

育児の愚痴が止まらない

同じ年の子を持つママ友と、よくお茶をしていました。彼女と話すのは楽しかったのですが、ひとつだけ気になることがありました。

「私、毎日いっぱいいっぱいで」

会えば必ず、彼女はそう切り出して育児の苦労話を始めます。子どもが言うことを聞かない、自分の時間が全然ない、もう限界かもしれない。

その熱のこもった話しぶりは、聞いているだけで胸が重くなるほどでした。

けれど、私は知っていました。彼女は仕事をしているわけでも、通学しているわけでもありません。なのに、週に三日は自分の実家に子どもを預けているのです。

「実家に置いてきたから、今日はゆっくりできるんだ」

そう話す彼女の表情は、いつもどこか満たされていました。

預けて休むこと自体を責めるつもりはありません。誰だって息抜きは必要です。

同じ秤には乗らない

ただ、彼女には定期的に一人の時間がありました。それでも口癖は「自分がいちばん頑張っている」というニュアンスの言葉ばかりだったのです。

私の知り合いには、頼れる実家が遠く、活発な子を一人で見ているママが何人もいました。私自身も預け先がなく、日中はずっと子どもと二人きりの毎日でした。

それでも、彼女の前でその話を持ち出すことはしませんでした。

大変さに優劣をつけても、誰も救われないと思っていたからです。

「無理しないでね」

私はいつもそう声をかけ、聞き役に徹していました。彼女は満足そうにうなずいて、また次の愚痴へと話を移していきます。

(休めているのに、どうしてそんなに大変そうなんだろう)

そんな思いが、回を重ねるごとに少しずつ積もっていきました。彼女が悪い人でないことは分かっています。

それだけに、この違和感を誰に話せばいいのかも分からないのです。

「また話聞いてね、あなただけが頼りなの」

そう言って手を振る彼女に、私は曖昧に笑い返すのが精一杯でした。頼られているのに、なぜか心は晴れません。

彼女の疲れと、私の疲れ。同じ言葉で語られても、その中身はまるで違う気がしてしまう。それでも口に出せないまま、私はまた次のお茶の約束をするのです。

胸の奥に残る小さなしこりは、いつまで経っても溶けてはくれませんでした。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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