tend Editorial Team

2026.07.25(Sat)

「無駄遣いしてるお前のせいだろ」責める夫。だが、夫が実母に内緒でお金を渡していた

「無駄遣いしてるお前のせいだろ」責める夫。だが、夫が実母に内緒でお金を渡していた

見下される日々と、突然の家計難

「家族思いの夫」を装う人でしたが、家事も育児も、実際はほとんど私任せでした。

仕事から帰った私が夕飯の支度に立つ横で、夫はソファに寝転がったまま動きません。

手を貸してほしいと頼むと、決まってこう返してきました。

「稼いでるんだから、それくらいやれよ」

子どもが発熱した日に助けを求めても、夫は突き放すだけでした。

「今夜は実家で食べる」

おまけに義母までが、電話口で私を責めてきます。

「母親なのに、体調管理もできないの?」

そんな暮らしのなか、ある月から急に家計が苦しくなりました。

理由を聞いた私に、夫は逆ギレしたのです。

「無駄遣いしてるお前のせいだろ」

私は生活費を切り詰めていました。心当たりなど、どこにもありません。何かがおかしいと、そのとき初めて疑い始めました。

内緒の仕送りと、家を出た日

答えは、義母宅の片付けを手伝った日に見つかりました。

夫名義の振込明細が、束になって引き出しから出てきたのです。

義母への仕送りでした。

私に一言もなく、毎月続いていたのです。

日付をたどると、家計が苦しくなった時期とぴたりと重なっていました。

帰宅した夫に明細を突きつけると、悪びれる様子もなくこう言いました。

「お前に言う必要ない」

「必要ない?私に黙って、家計を傾けておいて?」

問い返しても、夫は開き直るばかりでした。

「母さんが優先に決まってるだろ」

妻や子どもより、実家が優先。その一言で、私の心は完全に決まりました。

もう、この人と同じ家にはいられません。

翌朝、私は必要な物だけをまとめ、子どもの手を引いて玄関を出ました。

「どこ行くんだよ、待てって」

慌てて追ってくる夫を、私は一度だけ振り返って見ました。

うろたえるその顔は、いつも威張っていた人とは、まるで別人のようでした。

迎えてくれた実家の父は、事情を聞いて静かに言いました。

「よく連れてきた。あとはこっちで、ゆっくり考えよう」

「ありがとう。もう、迷わないから」

その言葉に、ずっと張っていた気持ちが、少しずつほどけていきました。

子どもは、久しぶりに会う祖父母に、すっかり甘えていました。はしゃいで駆け回るその小さな背中を見ていると、この決断は間違っていなかったと、心の底から思えてきたのです。

今は子どもと二人、穏やかな毎日です。明細の控えは、大切に保管してあります。夫からの着信は日ごとに増えていきますが、私はもう、その電話に出るつもりはありません。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.11.03(Tue)

「お母さんもそばにいたのにね」公園の砂場で聞こえた母親たちの陰口。だが、何も言い返せなかった私を救った一言
tend Editorial Team

NEW 2026.11.03(Tue)

「勝手に悪者にするな!」と騒音の苦情の席に怒鳴り込んだ隣人。私が静かにスマホを出すと、住民の前で頭を下げた
tend Editorial Team

NEW 2026.11.03(Tue)

「家では普通に解けるのに」授業参観中、娘に答えを教えた母親。しかし、黒板に書かれた正解を見て黙り込んだ理由
tend Editorial Team

RECOMMEND

NEW 2026.11.02(Mon)

「このスープ、塩が足りないぞ」と毎晩一口目で調味料を足す夫。私がスプーンを置いて向き直った、静まり返った食卓
tend Editorial Team

2026.08.06(Thu)

「今のメッセージ、誰から?」私だけをブロックしていた彼の裏アカ。嘘を続ける彼に別れを決意
tend Editorial Team

2026.09.09(Wed)

「食べ終わるまで待ってるから」異常な執着を見せてきた高校の同級生。20歳の私に突然届いた長文に恐怖
tend Editorial Team