「これ、本当に出会いの話なんだろうか」マッチングアプリで意気投合した男。だが、本性が見えた瞬間、付き合いを辞めた
趣味が合いそうな相手とのやり取り
40代になってから、思い切って登録したマッチングアプリで、同年代の男性とつながりました。
共通点は、対戦型のオンラインゲーム。
同じ世代でこの話題が通じる相手はそうそういなくて、最初の数日は本当にうきうきしていたんです。
とはいえ、会う約束まではまだ遠い段階。
お互いの近況や好きなジャンル、お気に入りの戦い方などを、ゆっくりメッセージでやり取りする日が続きました。
返信は丁寧で、こちらの仕事帰りを気遣う一文も添えられていて、好印象な滑り出しだったんです。
届くようになった打診
違和感を覚えたのは、やり取りが2週間ほど経った頃でした。
彼から、こんなメッセージが届くようになったんです。
「このアプリ、出会えないからさ」
続けて、別のサービスの話がするりと始まりました。
「月額決まってるけど、本気の人多いから。お住まい教えてくれたら、合わせて選ぶよ」
有料アプリ、月額、住所。短いメッセージにいくつも引っかかる単語が並んでいて、私はしばらく画面を見つめたまま固まっていました。
出会うために、なぜ追加でお金を払って、住んでいる場所まで先に開示しなければいけないのか。
(これ、本当に出会いの話なんだろうか)
返信を一度保留にしたのですが、数日経つとまた同じ内容が届きます。
「決めるなら早いほうがいい」「先に登録しておかないと枠がない」。
同じ趣味で盛り上がれた高揚感は、急速に冷えていきました。
最初に届いた、こちらの仕事帰りを気遣う優しい一文を覚えていただけに、落差が大きかったんです。
やり取りの途中から、人柄ごと別人に入れ替わったように見えました。
結局、最後はとても短い、そっけない返信を送って終わりにしました。
今思えば、もっと丁寧に断ることもできたのかもしれません。それでも、あの押しの強さに付き合い続ける気力は、もう残っていませんでした。
趣味の合う相手と出会えた、と感じた最初の高揚感だけが、ぽつんと胸の奥に残ったままになっています。
アプリを再開する気力もしばらく湧かず、休日にひとりでゲームを起動するたびに、あの強引なメッセージの文面がふと頭をよぎるんです。
同じ趣味、というだけで人を信じすぎてはいけないのかもしれない。そう思い知った出来事でした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














