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2026.06.21(Sun)

「絶対浮気しない人だと思ってた」彼の家に泊まった夜。信じていた彼の家で見てしまった浮気の証拠とは

「絶対浮気しない人だと思ってた」彼の家に泊まった夜。信じていた彼の家で見てしまった浮気の証拠とは

眠れない夜の音

学生時代から続く遠距離恋愛だった。

たまにしか会えない分、彼の家で過ごす夜は特別なはずで、その日もそうなると信じて疑わなかった。

その夜は、なぜか寝つけなかった。

久しぶりの彼の部屋が落ち着かないのか、目が冴えたまま、私はベッドで暗い天井を見上げていた。

そのとき、彼のスマホが鳴った。一度ではない。続けざまに、何度も通知音が響く。

「絶対浮気をしない人だと思ってた」

後になって、何度も自分にそう言い聞かせた。

けれどその夜、急用かもしれないと画面を見た私の目に飛び込んだのは、知らない女性の名前だった。

一晩で変わった感情

これまで、彼の持ち物を勝手に見たことなど一度もなかった。

でも、止まらなかった。やり取りを開いた瞬間、すべてを理解した。

私の知らない夜、私には言わない約束、私には見せない甘い言葉。

読み進めるほど、胸が締めつけられた。最初はただ、悲しかった。声を殺して、涙が止まらなかった。

(私、何を信じてたんだろう)

けれど、隣で何も知らずに眠る彼の寝息を聞いているうちに、その悲しみは静かに怒りへと変わっていった。

朝が来る頃には、私の中で答えは決まっていた。

目を覚ました彼が、伸びをしながら笑いかけてくる。

「おはよう。よく眠れた?」

「眠れるわけ、ないよね」

迷いなく断ち切る

私は昨夜見たことを、淡々と口にした。彼の顔から、みるみる血の気が引いていく。

「待って、それは本当に違うんだ」

「夜中に何度も連絡が来る人と、何が違うの」

「いや、あれはただの友達で……」

「友達と、あんな約束するんだ」

「俺は、ただ……」

言葉が続かない。あれだけ饒舌だった人が、目を泳がせて黙り込んだ。

「違う」「友達」「誤解」と、言い分が一言ごとに転がっていく。そのたびに、嘘が一枚ずつ剥がれていくのが分かった。

私はテーブルのスマホを手に取り、彼の目の前で力いっぱい折った。

画面が鈍い音を立てて裂ける。彼は、それを見たまま固まった。

「な……何するんだよ」

「もう、信用ならない」

あれだけ言い訳を並べた人が、折れたスマホを見つめたまま、もう一言も発せなかった。

私は荷物をまとめ、何も言えずにいる彼を部屋に残して玄関を出た。エレベーターの中で、不思議と涙は一滴も出なかった。

泣き寝入りも、別れ話の長い押し問答もしなかった。たった一晩で気持ちを切り替え、自分の手できっぱり関係を終わらせたあの朝のことを、私は今でも後悔していない。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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