「金輪際、連絡してこないで」婚約者のスマホに届いた親友からの通知。二人の裏切りを知り、私が縁を切った日
婚約者のスマホに届いた通知
婚約者との同棲を始め、結婚式の準備を進めていた頃のことです。
学生時代から付き合いのある親友にも婚約を報告していました。
式場や招待状について相談すると、彼女は自分のことのように喜び、一緒になって考えてくれていました。
長い付き合いだったこともあり、私は彼女のことを心から信頼していました。
そんなある日、リビングのソファに置かれていた婚約者のスマホに通知が届きました。
何気なく視線を向けた瞬間、表示された名前に目を疑いました。
親友の名前だったのです。
さらに通知には、「また会える日、連絡して」といった親しげな内容が表示されていました。
胸騒ぎがして、帰宅した婚約者に尋ねました。
「どうして彼女からこんな連絡が来るの?」
最初は言葉を濁していた婚約者でしたが、何度か問いかけるうちに、私に隠れて二人で会っていたことを認めました。
「向こうから相談があるって言われて、それで…」
「でも、二人で会うことを私には言わなかったよね」
婚約者は黙り込みました。
その日はそれ以上話を続ける気になれず、私は別の部屋で一晩を過ごしました。
親友から聞いた本音
翌日、私は親友にも直接話を聞くことにしました。
近くのカフェで向かい合い、「婚約者から聞いた。二人で会っていたんだよね」と尋ねると、彼女はしばらく黙ったあと、小さくうなずきました。
「ごめん。最初はそんなつもりじゃなかった」
その言葉を聞いても、気持ちは戻りませんでした。
「私が結婚するって知ってたよね」
そう聞くと、彼女は視線を落としたまま答えました。
「分かってた。でも、あなたが結婚するって聞いてから、なんだか素直に喜べなくなって…」
そして、「あなたはいつも順調に見えて、羨ましかった」と漏らしました。
長年信じていた友人からそんな言葉を聞き、怒りよりも先に、力が抜けていくような感覚がありました。
これまで一緒に笑ってきた時間まで嘘だったとは思いたくありません。ただ、少なくとも今回のことをなかったことにはできませんでした。
「金輪際、連絡してこないで」
私がそう伝えると、彼女は何も言わず、うつむいていました。
その日の夜、私は婚約者にも改めて向き合いました。
「結婚はできない。婚約を解消したい」
婚約者は何度も謝りましたが、一度失った信頼を取り戻して結婚生活を始めることは、私にはできませんでした。
その後、同棲も解消し、親友の連絡先も削除しました。
長く付き合った二人を同時に失ったことは、簡単に割り切れるものではありませんでした。それでも、疑いを抱えたまま結婚するより、あのとき離れる決断をしてよかったと思っています。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














