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2026.09.17(Thu)

「うち貧乏だから」と毎回お菓子をもらうママ友。家に招かれた翌週、別のママ友が返した一言

「うち貧乏だから」と毎回お菓子をもらうママ友。家に招かれた翌週、別のママ友が返した一言

お菓子を出すたびに聞こえる、いつもの一言

子どもが園に通っていたころ、帰りに立ち寄る公園で、私はよく子どもたちにお菓子を配っていました。

個包装のクッキーを人数より少し多めに、エコバッグへ入れておくのがいつもの習慣でした。

袋を開けると、決まって一人のママ友が近くに来ます。

「あ、今日もあるんだ。ごめん、一個もらっていい?うち貧乏だからさ」

冗談っぽい言い方だったので、私も深く考えずに返していました。

「いいよ。多めに持ってきてるから」

「ありがとう、助かる。こういうのも買うと結構するよね」

そのママ友の子は、私の子と楽しそうに並んでクッキーを食べています。

子ども同士が仲良くしていたこともあり、私は「貧乏だから」という言葉も聞き流していました。

ただ、お菓子を渡すたびに同じ言葉を聞くので、いつの間にか私の中でも「またか」と思うようにはなっていました。

そんなある日、そのママ友の家に招かれ、もう一人のママ友と一緒にお邪魔しました。

玄関に入ると、バッグやスニーカーの箱がいくつも並んでいました。

「すごいね。こんなにあるんだ」

一緒にいたママ友が驚いたように言います。

私も思わず目を向けました。詳しいことまでは分かりませんでしたが、公園で何度も聞いていた「うち貧乏だから」という言葉が、ふと頭に浮かびました。

翌週、笑顔で返された一言

次の週、いつもの公園で私がクッキーの袋を開けると、そのママ友がこちらへ寄ってきました。

「あ、ごめん。今日も一個もらっていい?ほら、うち貧乏でお金ないからさ」

すると、近くのベンチで水筒のお茶を飲んでいたもう一人のママ友が、顔を上げました。

「でも家にバッグたくさんあったよね」

そのママ友の手が止まりました。

「え…ああ、あれ?」

もう一人のママ友は責める様子もなく、笑顔のまま続けました。

「この前見て、すごいなって思ったよ。あんなにたくさんあるんだね」

「ああ……まあね」

そのママ友は少し気まずそうに笑うと、クッキーへ伸ばしかけていた手を引っ込めました。

「あ、今日はいいや。そういえば、おやつ持ってきてた」

そう言って、自分のバッグから子どものお菓子を取り出しました。

それから、そのママ友の口から「うち貧乏だから」という言葉を聞くことはなくなりました。

その後もお菓子を分けることはありましたが、そんなときは、

「ありがとう、助かる」

と普通に受け取るようになりました。

もう一人のママ友も、あの日のことを蒸し返すことはありませんでした。

子どもたちは大人たちのやり取りなど気にする様子もなく、相変わらず仲良く遊んでいました。

責めるでもなく、皮肉を言うでもなく、ただ見たことを笑顔で口にした一言。

だからこそ、いつもの決まり文句をやめるきっかけになったのかもしれません。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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