tend Editorial Team

2026.06.26(Fri)

「これ、何に消えたんですか?」通帳の管理を任せていた義母。5年間貯めたはずの残高が0円だった瞬間

「これ、何に消えたんですか?」通帳の管理を任せていた義母。5年間貯めたはずの残高が0円だった瞬間

確認したいと言った途端

同居の義母に子どもを見てもらい、私たち夫婦は安心して働けていました。その流れで、家計の通帳まで義母に任せきりになっていたんです。

「お金のことは私に任せておけば間違いないから」

結婚した当初から、義母はそう言って通帳と印鑑を手元に置いていました。育児を支えてもらっている手前、私も夫も何も言えなかったんです。給料はそのまま義母の口座に入り、支払いも義母任せでした。

5年たったある日、子どもの進学費用が気になった私は、何気なく義母に切り出しました。

「お義母さん、家のお金、今いくらあるか確認したくて」

「通帳?私が預かってるでしょ」

「ええ、それは分かってるんですけど、一度だけ中を見せてもらえたらと思って」

「あなたは心配しなくていいの。私がちゃんとやってるんだから」

かわすような返事に、私は逆に引っかかったんです。なぜ見せたくないのか。お願いを重ねると、義母の手がわずかに震えていました。

使い道は誰も知らない

ようやく開いた通帳の残高は、ほとんどゼロでした。毎月渡してきたお金が、5年分まるごと見当たらない。

「これ、何に消えたんですか?」

「……いろいろあるのよ。細かいことまで覚えてないわ」

義母はそう言ったきり、はっきりした使い道を口にしませんでした。問い詰めても答えは返ってこない。夫と顔を見合わせ、私たちは決断したんです。

「これからは、私たちで管理します」

義母は反論しかけて、ふっと黙りました。引き止める理由が、見つからなかったのだと思います。

数字が示した答え

自分たちで口座を握ってから、家計の流れは一気にクリアになりました。

何にいくら使ったかが、はっきり見える。無駄遣いをやめたわけでもないのに、お金がするすると残っていくんです。

夫も毎月の通帳記入を一緒に確認しては、首をかしげていました。今までのお金は、いったいどこへ消えていたのか。考えるほど、5年という年月が重く感じられたんです。

半年後、通帳には100万円。私はその通帳を、義母の前にそっと置きました。

「半年で、ここまで貯まりました。今までは、どうして残らなかったんでしょうね」

義母は通帳の数字をじっと見つめ、顔をこわばらせました。言い訳を探すように口を動かしましたが、声にはならなかったんです。

そして、目を合わせないまま小さくうなずくと、そのまま席を立っていきました。あれほど強気だった人が、ひと言も言い返せなくなっていたんです。

それ以来、義母が家計に口を挟むことはありません。人任せにしていた私も悪かったけれど、自分たちで握った途端に貯まった100万円が、すべてを語っていました。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.08.15(Sat)

「お菓子くらい、いいでしょう」授業参観中に歩き回る子供。母親の対応に感じた本音とは
tend Editorial Team

NEW 2026.08.15(Sat)

「別に怪我したわけじゃないですよね」子供を注意された母親。だが、私を救った男性の一言とは
tend Editorial Team

NEW 2026.08.15(Sat)

「オオカミ、もう来るよ」発表会本番で台本にないセリフを言った子供。だが、先生が笑って話した真実とは
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.07.01(Wed)

「お肉ばっかりじゃない」親子遠足で私の弁当を笑ったママ→別のママの一言で黙り込んだ瞬間
tend Editorial Team

2026.07.06(Mon)

「あの車、危険すぎる」横断歩道でスレスレを抜けた運転手。だが、運転手に待っていた自業自得の結末とは
tend Editorial Team

2025.11.29(Sat)

「おこめ券」知られていない現状打破へ 農水省がオンライン説明会実施の狙いと鈴木農水相の回答に集まるSNSの賛否
tend Editorial Team