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2026.06.20(Sat)

「親戚も誕生日会に呼んどいた」と勝手に参加人数を増やした親戚。だが、妻の正論で黙り込んだ

「親戚も誕生日会に呼んどいた」と勝手に参加人数を増やした親戚。だが、妻の正論で黙り込んだ

急に増えた参加者

子どもの5歳の誕生日会を、自宅で開いた日のことだ。

招待したのは夫の親戚3家族、合計8人分の取り皿をリビングに並べ、唐揚げとサラダ、ロウソクを刺す前のケーキも8人で分ける計算でそろえていた。

朝から夫と二人で、子どもの好きな飾り付けまで仕上げた。

正午すぎに玄関のチャイムが連打された。先に着いたのは夫の従姉一家3人。続けて、顔も覚えのない親戚一家が、子ども連れで上がり込んできた。

「身内だから大丈夫だと思って、親戚も誕生日会に呼んどいたから」

義従姉が、上機嫌でそう言った。

連れてきたのは合計5人。想定の倍、16人になった。

「席、足りないですよね…」

夫が小声でつぶやいた。私は冷蔵庫から作り置きを全部出し、子どもたちは床にクッションを並べて座らせた。

ケーキは追加で切り、ジュースは半分の量を注いだ。誰に何を出したかも分からないまま、会は進んだ。

義従姉は終始、にこにこしていた。手土産はなかった。

(こっちは身内じゃないんですか)

翌年から定着したルール

子どもたちがケーキを食べ終えたタイミングで、私は立ち上がってリビングの中央に出た。

「ちょっと、皆さんに一つだけお願いがあります」

笑顔のまま、義従姉のほうを見てから全員に向き直った。

「次回から事前連絡をお願いします」

「人数が分かれば、ちゃんとおもてなしできるので」

義従姉の顔から、すっと笑顔が消えた。

グラスを持ったまま、口を半開きにして固まっている。

「いや、悪気はなかったんだよ。身内だし…」

「身内だからこそ、ご飯も席もきちんと用意したいです」

私が静かに返すと、義従姉は言葉に詰まったまま固まった。グラスを置く音だけが響いた。

耳が真っ赤になっていくのが、向かいの席から見えた。

連れて来られた側の親戚の奥さんが、すぐに立ち上がって頭を下げた。

「本当にすみません。お招きいただいたのかと思って来てしまって」

「お気になさらないでください。今日は最後まで楽しんでいってください」

場にいた他の親戚も「うちも、次回からは確認するね」と次々にうなずいた。義従姉だけが、テーブルの一点を見つめたまま動かなかった。

義従姉は最後の片づけまで、ほとんど口を開かなかった。

帰り際、玄関で目を合わせずに小さく会釈して去っていった。

翌日、私は親戚グループのメッセージに招待者リストの雛形を共有した。

翌年の誕生日会では、義従姉から2週間前に「うち3人で伺います」と連絡が入った。事前連絡は、それ以降の親戚集まりの常識になった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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