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2026.02.17(Tue)

「期待してるからさ」そう言いながら、退職した人の仕事を振ってくる上司。翌週、退職届を叩きつけた後の私の行動とは

「期待してるからさ」そう言いながら、退職した人の仕事を振ってくる上司。翌週、退職届を叩きつけた後の私の行動とは

無神経な上司

「あーあ、また辞めちゃったよ」

金曜の夜7時。

静まり返ったオフィスに、上司の無神経な声が響きました。

今月で3人目。入社して半年の若手が、また一人飛んだのです。

「で、これ。あの子の担当分ね」

ドン、と私のデスクに置かれる分厚いファイルの山。

8年間、昇給なし。

人が辞めるたびに仕事だけが増えていく、終わりのないループ。

「……課長、今の私の業務量、これ以上は正直きついです」

勇気を出して言った、精一杯の抵抗。

でも、返ってきたのは耳を疑う言葉でした。

「何言ってるの。君は『我慢強い』のが取り柄じゃないか」

「え?」

「文句ひとつ言わずに耐えてくれる。そういう人が一番いいんだよ。期待してるからさ」

ニヤリと笑って去っていく背中。

その瞬間、私の中で何かが、音を立てて崩れ落ちました。

(ああ、そうか)

私は「頑張っていた」んじゃない。

「都合のいい女」として、「搾取」されていただけだったんだ。

「期待」という言葉でコーティングされた、ただの「押し付け」。

私が必死に守ってきた「我慢」は、会社にとって「安上がりな労働力」でしかなかった。

悔しさと、情けなさと、猛烈な怒り。

でも不思議と、頭は冷えていきました。

(もう、終わりにしよう)

叩きつけた退職届

翌週、私は退職届を叩きつけました。

引き止め?もちろん無視です。

そして、最終出社日の夕方。

まだ日の高い時間帯に飛び込んだ、駅前の大衆酒場。

「お姉さん、生一つ!!」

「あいよ!」

ドンッと置かれた、汗をかいたジョッキ。

まだ仕事をしているはずの時間に飲む、背徳の味。

「……ぷはぁっ!!」

喉を突き刺す炭酸の刺激。

今まで飲み込んで来た「理不尽」も「我慢」も、すべて洗い流してくれるような爽快感。

五臓六腑に染み渡るとは、まさにこのこと。

「うっっっまい……!!」

思わず声が漏れました。

これまで飲んだどんな高いお酒より、間違いなく人生で一番美味しい。

それは、私が私自身の人生を取り戻した、「自由」の味でした。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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