tend Editorial Team

2026.08.23(Sun)

「子どもは3人くらいいたほうがいい」親戚の前で家族計画を決めつけた叔母夫婦。だが、夫が返した本音とは

「子どもは3人くらいいたほうがいい」親戚の前で家族計画を決めつけた叔母夫婦。だが、夫が返した本音とは

結婚を報告した親戚の集まりで

私が32歳のころ、十八歳年上の夫と結婚しました。

結婚して間もないころ、その報告も兼ねて、夫と一緒に親戚の法事へ出席したときのことです。

控室で挨拶をしていると、叔母が夫を見ながらにこやかに話しかけてきました。

「落ち着いた方ね。おいくつなの?」

「私より十八歳上です」

そう答えると、叔母は少し驚いたあと、「じゃあ、子どものことも早めに考えたほうがいいわね」と言いました。

私は曖昧に笑いました。

もちろん、親戚として先のことを気にかけてくれているのだとは思います。ただ、私たちはまだ結婚したばかり。

子どものことをどうするかも、夫婦でゆっくり考えようとしているところでした。

それでも叔母は、「年齢のこともあるし、早いほうが安心でしょう」と話を続けます。

いつの間にか人数まで決められていた

そこへ、近くにいた叔父も会話に加わってきました。

「せっかくなら、子どもは3人くらいいたほうがいいぞ。にぎやかで楽しいからな」

冗談まじりの口調でしたが、叔母も「そうそう。兄弟がいたほうが楽しいわよ」とうなずきます。

悪意があるようには見えませんでした。

それでも、私たちが何も答えていないうちから、子どもを持つことも人数も当然のように話が進んでいくことに、私は少し戸惑いました。

すると、隣で聞いていた夫が穏やかに口を開きました。

「そのあたりは、二人で相談して決めますよ」

叔父が「まあ、そうだけどな」と笑うと、夫も表情を変えずに続けました。

「まだ結婚したばかりですし、僕たちなりのペースで考えたいと思っています」

強く言い返したわけではありません。ただ、その一言で「ここから先は夫婦のことです」という線が自然に引かれた気がしました。

叔母も「そうね。二人で決めることだものね」とうなずき、その話はそこで終わりました。

帰り道、私は夫に「助かった」と伝えました。

夫は「心配してくれてるんだろうけど、決めるのは僕たちだからね」と笑いました。

親戚に悪気がなくても、家族についての考え方は人それぞれです。あのとき夫が穏やかに線を引いてくれたことで、私も無理に周囲の期待に合わせなくていいのだと思えました。


※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.10.11(Sun)

「順番なんか知るか、海の見える席にしろ」ホテルの朝食会場で怒鳴った男性。だが、結局中央の席を選んだ理由
tend Editorial Team

NEW 2026.10.10(Sat)

「私ならちょっと無理かも」私が出産した産院を口コミで否定するママ友。最後に本人が選んだ場所に唖然
tend Editorial Team

NEW 2026.10.10(Sat)

「ニットはすぐ縮むんだから」母の忠告を聞かずに洗濯した私。翌週、職場でおしゃれな先輩が真剣に尋ねてきた理由
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.09.03(Thu)

「思いやりのある子に育つのよ」別々に孫を見に来た義父母。思わず夫婦で笑った理由とは
tend Editorial Team

2026.04.16(Thu)

「電話番号晒して大丈夫なの!?」「やりすぎでは?」と疑問の声続出。元尼神インター誠子、Xで「携帯番号」を公開したワケとは
tend Editorial Team

2026.05.27(Wed)

「俺も起きるから」産後の夜泣き担当を約束した男。だが、現実に待っていたのは「いい父親」を演じる夫だった
tend Editorial Team