「今日も仕事だから」妊娠中に毎週出かけた夫の嘘→不倫相手が語った真実に絶句
静かに証拠を集めた妊娠中の妻
二人目の妊娠がわかって間もない頃、夫がよそよそしくなった。
スマートフォンを肌身離さず持ち歩き、休みの日は決まって出かけていく。
「今日も仕事だから」
そう言い残して玄関を出る回数は、週を追うごとに増えていった。
ただの思い過ごしであってほしい。
そう願う一方で、私は冷静さを失うまいと自分に言い聞かせた。
感情的に問い詰めれば、きっとうやむやにされる。
ある夜、共用のタブレットに残っていた画像と動画を見つけてしまった。
目の前が真っ暗になったけれど、私はそれを消さず、静かに自分のスマホへ移した。
本当は今すぐ問い詰めたかった。
でも、ここで泣き崩れたら、この人はきっと全部なかったことにしてしまう。
だから私は、笑顔を貼りつけたまま日々をやり過ごした。
「ねえ、最近忙しそうだね」
翌朝、いつも通りの声でそう聞いた。夫は「まあね」と目を合わせずに答えた。
疑われていると気づかせてはいけない。私は毎日、何事もないふりを続けた。
その日から、私は淡々と記録を集め始めた。日付、時間、やり取りの中身。ひと月分がそろった頃には、分厚いフォルダができあがっていた。
不倫相手が明かした夫の嘘
私は法律事務所に相談し、内容証明の準備を進めた。
大きなお腹を抱えての外出はこたえたけれど、やるべきことは決まっていた。
そして、不倫相手の女性にも直接会うと決めた。
父に付き添いを頼み、三人でファミレスの席についた。
向かい合った彼女は、思いのほか怯えた様子だった。
話を聞いて、その理由がわかった。
「どうして、そんなに驚いているんですか」
「奥さんには、別に恋人がいるって聞いてました」
彼女は夫から、そう吹き込まれていたのだ。
私が家を追い出して一人にしている、とまで言われていたという。
「全部、作り話です。証拠もあります」
私が事実を並べていくと、彼女の顔がみるみるこわばっていった。
「これ以上、嘘に付き合う必要はありません」
「娘の言っていることは本当です」
隣で父が静かに言葉を添えると、彼女は肩を落とし、何度も謝った。
夫が二人のあいだでどれだけ嘘を重ねていたのか、その全貌が見えてきた。
夫がどれほど身勝手に立ち回っていたか、その場にいた全員が理解していた。
父の視線も、彼女の表情も、それを物語っていた。
家に帰ると、事情を察した夫が青ざめた顔で立っていた。いつも強気だったその背中が、ひとまわり小さく見えた。
「……本当に、すまなかった」
取り乱さず、証拠を積み上げたからこそ、私は自分の足で立っていられる。この先を選ぶのは、私自身だ。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














